
地方に住む女流作家・鳥見和子が文学賞を受賞。地方のこととてライバル誌の同人雑誌のメンバーはおもしろくない。機を逃さず執筆しようとする妻に夫・敏雄は理解があった。だが洗濯、掃除、周囲の主婦の陰口と夫の愛情で次第にスランプに突入してしまう。そんな折、地方名士の菊子は小説のネタを耳に入れてくれた。細かいセリフにも説得力があった。書き続ける和子。だが作品になったその小説はトーマス・マンのものにそっくりだった。
スタッフ
監督:
中島貞夫
監督:
広瀬襄
脚本家:
宮川一郎
©松竹
エピソード