サムジョクに科挙を受けるよう勧められ、山陰に戻ってきたホ・ジュン。久しぶりのわが家では、すっかり大きくなったギョムが父親の帰りを待ちわびていた。しかし、久しぶりに顔をそろえた家族の憩いも束の間、ホ・ジュンはダヒと母親を前に、科挙を受ける決心を告げる。科挙まであと10日。漢陽まで80余里を行くには、1日の無駄も許されない。歩きつづけてようやくたどりついた鎮川で、ホ・ジュンはドジ一行と出会う。宿泊客はほとんどが科挙を受けに行く医員たちで、みなライバル心をたぎらせながら、最後の追い込みに余念がなかった。その夜、早朝の出発に備え、どの医員も寝静まった頃、家族に急患が出て、宿にいる医員に診てもらいたいという村人が訪ねてきた。村人の家は漢陽と反対方向。一時の余裕もない医員たちは一様にかぶりを振るが、困り果てた姿を見かねたホ・ジュンだけが、自分が行くと名乗り出る――。
キャスト
スタッフ
脚本:
チェ・ワンギュ
監督:
イ・ビョンフン
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エピソード