下吏たちの陰謀で重罰を受けたホ・ジュンに代わり、今度はドジに一大事がふりかかる。妊娠中の恭嬪様が、予定日でもないのに産気を催したのだ。医術においては誰にもひけをとらぬ御医でさえ、こと出産に関しては経験が少ないため田舎の助産婦にも劣る。医女の中でも随一の腕を誇るホンチュンなら助けられるかも、という御医の言葉を聞き、ドジはすぐに医女宿舎へ向かう。症状を説明し、考えられる原因を尋ねるが、ホンチュンは産室庁から公式に協力を要請してこない限り、答えられないと突っぱねる。一方、恵民署のホ・ジュンは膿痂疹(とびひ)に犯された下吏の治療に追われていた。すでに膿みが骨に達し、放っておくと命まで奪われる危険な状態だった。膿痂疹は伝染性があり、病が移るのを恐れた下吏たちは近づこうともせず、同僚の医員も下吏がホ・ジュンを陥れた張本人であることから気が進まないでいるなか、ただ一人ホ・ジュンだけが自分の身の危険も省みず熱心に治療にあたり、ついに自分も膿痂疹にかかってしまう。
キャスト
スタッフ
脚本:
チェ・ワンギュ
監督:
イ・ビョンフン
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エピソード