X‐ファイル シーズン5

"X-ファイル"とは、FBIの緻密な科学捜査でさえ真相究明できない未解決事件のレポートのこと。女性捜査官スカリーはモルダー捜査官の補佐としてX-ファイル課に転属してくる。モルダーは現代科学では解明できない事件をまとめたX-ファイルを単独で調査し、仲間から変人扱いされていた。UFO、オカルト、未確認生物などが絡むスーパーナチュラルな怪現象に立ち向かう男女のFBI捜査官たちの活躍を描く。独創的な世界観や物語の面白さはもちろん、劇場映画と比べても遜色のない映像クオリティが絶賛され、多くの賞に輝いたシリーズ。

DNAが遺伝子操作されたため死の危機に瀕したスカリー。モルダーは彼女のために必死に治療薬を捜し、その手助けをするのが政府側のエージェント、マイケル・クリッチガウだった。エイリアンが存在した証拠のねつ造に加担したクリッチガウはその罪滅ぼしとして協力を申し出たのだ。スカリーがエミリーという少女の母親であり、それが数年前にアブダクトされた事件と関わり合いがあることを突き止めたとき、彼女のDNAは再び活動を開始する。だが、最後にはエイリアンと人類のつながりを示す証拠が遺伝子に刻まれているギブソン・プライズ少年がX-ファイルに隠された謎の鍵を握っていることが判明する。