第3話 主夫の心妻知らず

第3話 主夫の心妻知らず

2004年
日本
46分
300ポイント
 和之(阿部 寛)の家事はいっこうに上達しない。皿洗いをすればズボンがびしょぬれ。おまけに不精ひげが伸び放題。「誰に会うわけじゃないだろ」「それにしたって…」。美紀(篠原涼子)は納得いかない様子。かたや杉尾家では、優介(宮迫博之)が笙子(中島知子)の遅い晩ごはんにつきあっていた。「お隣りの奥さん、大丈夫かな?」。美紀のようなタイプが職場復帰すれば、誘惑の危険がいっぱいあると笙子は言う。「でも良かったね、主夫友達できて。うれしそうだよ、優介」。「…何も出来ないから見てられないだけだよ」。 場所は変わって、ここは冴子(滝沢沙織)のマンション。「まいったよ」と冷や汗をぬぐいながら入ってきたのは健児(永井大)だ。あやうく近所の奥さんに見つかりかけた。「バレたら別れるから」。ウワサになればとても幼稚園の先生なんかやってられない。「それって、俺より仕事が大事ってこと?」。健児は落ち込んだ。 スポーツクラブの親子スイミング教室で和之は優介に出会い、「明日のスイーツクラブ忘れちゃだめですよ」と念を押されたが、和之は真理江(川島なお美)がどうも苦手だ。が、親の付合いが子供に影響すると聞かされては欠席するわけにはいかない。 「お隣りさんは、よくやるよ」。その夜、和之がボヤいていると、美紀が今度の日曜日、もんじゃ焼きを食べに行こうと提案した。
スタッフ
脚本尾崎将也
脚本旺季志ずか
※著作権の都合上、地上波放送とは一部内容が異なる場合があります。あらかじめご了承の上お楽しみ下さい。
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