第10話 主夫は暇なし

第10話 主夫は暇なし

2004年
日本
46分
300ポイント
 「一緒にどう?」。優介(宮迫博之)が近所のスーパーでパートしようかなと言い出して、和之(阿部寛)も誘われた。確かに家事にも慣れてスポーツクラブで健児(永井大)相手に暇つぶしをしていることもしばしば。なにより妻に気がねなく使えるお金がほしい。けれど和之は、自分がスーパーで働いている姿を想像できない。 「家事も今までどおりちゃんとやってね」。笙子(中島知子)が認めてくれたので、優介は早速パートを始めた。そうなると真理江(川島なお美)のスイーツクラブに参加する男性は和之だけ。「なんだかいじめたくなっちゃう感じ?」。なんとも居心地が悪い。優介に訴えると「自分だってパートすりゃいいじゃん」。レジ以外にも商品の運搬や検品の仕事もあると言われ、和之も考えてみる気になった。 「えー、ダメよ」。美紀(篠原涼子)は反対した。家事や理絵(安藤咲良)の世話、それに就職活動はどうするのか。「それはそれでするよ。俺が働くのにおまえの許可がいるのか!」。数カ月前とそっくり同じ口論だ。もっともあの時、夫婦の立場は反対だったが…。
スタッフ
脚本尾崎将也
脚本旺季志ずか
※著作権の都合上、地上波放送とは一部内容が異なる場合があります。あらかじめご了承の上お楽しみ下さい。
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