
羽山と川村のコンビも板に付いてきたこの頃。少年の轢き逃げ事件が発生するが、目撃者の中年女性(春川)の証言からは白い車としか判らず、ナンバーや運転していた人間どころか車種さえ判然としなかった。と、山下を見かけたその女性が声をかけた。女性はなんと山下の母親・民江だった。被害者の少年は、民江の応急処置のお陰で一命を取り留め、さらに民江が現場でもっと間近で事故を目撃した男性がいた事実を思い出す。山下は民江を連れてその男性を捜すが、二人を気遣う羽山の命により、山下は母親を連れて早退する。だが、当の民江は証言が曖昧だったことに責任を感じ、単身、件の男性を捜し続けた。
キャスト
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エピソード