#5 何を信じて進むのか

ショルツらによる検察への根回しによって職を失ったエゴン。ショルツを追い詰めるべく、ヨハンに証拠探しの協力を依頼。そこでカールと対峙したヨハンは、融資された資金が不正に取得された事実を知る。一方、シュナイダーを受け入れるヨハンを許せないクララは家を飛び出し、お互い好意を寄せ合っていたユダヤ人青年ハーシェルと一夜を共にする。だが、ユダヤ自治会の働きかけによって支援施設に収容されていた少年たちは別の場所へ移動させられようとしていた。スイスに残ろうとするハーシェルを支えるクララだったが、そんな二人の様子を見ていたヨハンの母は、二人の関係に気付き叱責、秘匿するよう諭す。