第8話 決着

医師のカバシーノが失踪し、父の事件の真相が録音されたテープはマフィアたちに奪われてしまう。しかし、マウロを殺した犯人の整備工場から見つかった手がかりにより、ついに数々の殺害事件の実行犯を捕らえることに成功する。残すは一連の事件の黒幕である権力者の逮捕だと意気込むダリオ。しかしサウラ署長は、これ以上の捜査は不要だとダリオを諭すのだった。そんな折、空港建設予定地の土地所有を巡る謎の人物ラウラ・ニットの正体を知り、ダリオは激しく動揺する。しかしラウラは既に死亡、直接話を聞くことは叶わないものの、ラウラの娘に会いにカナダへと飛び立つ。