エンジェル

女として生きることの醍醐味をフルコースで味わえる、女性映画の金字塔
世界中の映画ファンを魅了する若き巨匠フランソワ・オゾンが、英国の女流作家エリザベス・テイラーの名作小説を見事に映画化。往年のハリウッド名画へのオマージュを、遊び心いっぱいにちりばめた艶やかなヴィジュアルにのせて、華麗にドラマを描き出す。激しく、愛らしく、切ない情感をこめてヒロインのエンジェルを演じるのは、オゾンの新しいミューズ、ロモーラ・ガライ。ケネス・ブラナーやウディ・アレンの監督作でも脚光を浴びている。また、サム・ニール、シャーロット・ランプリングら豪華共演人が脇を固め、作品に奥行きを与える。