舞台「Solliev0」

財閥系企業「天月ホールディングス」の跡継ぎである天月春陽は、異母兄弟の冬真と小さいながらも隠れた人気レストラン『Solliev0』（ソッリエーヴォ）を経営していた。
幼馴染の九条虎太郎と、その友人でもある北条空とともに、料理とは別に、来店するお客様の悩みを解決していた兄弟だが、父親の治良の病死により、歯車が狂い出す。
母親の詩織を無理心中の上失い、復讐を果たそうとする冬真。
同じく母親の涼子を冬真との事故で失くしたが、冬真を信じたい春陽。
すれ違う兄弟は、虎太郎の死によって決別する―――。