
エピソード全2話
作品紹介
5年の時を経て、その地を去る人、とどまる人、帰ってくる人がいる。
今もその街は、未来を信じて生きている。
今もその街は、未来を信じて生きている。
あらすじ
生まれ育った海沿いの町で、漁師の夫、2人の子どもと幸せに過ごしていた佐藤千恵子(夏木マリ)の暮らしは、2011年3月11日に一変。津波に流された夫は帰って来ない。それでもいつか夫が戻って来ると信じて、千恵子は地元を離れずに生きている。しかし、あの日を境に、今は離れて暮らす子供たちもまた癒えない傷を抱えていた。被災のトラウマから子供を持つことを恐れる娘の香苗(佐津川愛美)と、何でも震災のせいにして人生から逃げる息子の哲也(堀井新太)。そんな家族の前に、かつて同じ町に住んでいたドヒョン(イ・ジョンヒョン)が韓国からある人の手紙を持ってやって来る。手紙に託された想いに触れたとき、止まっていた家族の時間がゆっくりと動き出すのだった―。
スタッフ
監督:
榊英雄※榊は木へんにネの神です
脚本:
清水匡、秋山命
(C) 2018 「生きる街」製作委員会