折れた矢

2007年、韓国で実際に起きた「クロスボウ事件」を元に、韓国司法省の闇、事件の真相を暴く法廷実話劇。
折れたクロスボウの矢、穴の開いたシャツ、腹部2センチの傷跡、矢を放っていないと主張するキム教授、撃たれたと主張する裁判官――
激しい答弁争いが最後まで目をそらせない。緊迫感が絶えない展開と痛快な100分!

不当解雇を理由に名門大学を相手に裁判で争ったキム教授は、その判決に不満をもち、裁判官をクロスボウで脅し、キム教授は逮捕される。事件は、『撃った』『撃ってない』で証言に食い違いがあり意外な方向へとすすむ。韓国司法省の闇に挑んだこの裁判は、韓国社会に大反響を起こし、メディアを巻き込んでどんどん大きくなっていく。果たして事件の真相は?実話をもとに描く法廷サスペンス。