遺品整理～広島屋

家族の絆を描いたヒューマンドラマ

映画『遺品整理〜広島屋』は、広島を舞台にした家族再生の物語です。遺品整理業「広島屋」を営む広瀬家は、父・泰造（ダンカン）、長男・和哉（天野裕和）、娘・美咲（金久保芽衣）の3人で穏やかな日々を送っていました。しかし、泰造の病状悪化により家業が傾き、服役していた次男・浩平（森公輔）が出所して戻るも、和哉と衝突し再び家を出て行きます。さらに、美咲が誘拐される事件が発生。バラバラになった家族を和哉は再び一つにできるのか。 監督の栗本健太郎が自身の弟の遺品整理業から着想を得た本作は、核家族化や孤独死が増える現代社会における家族の在り方を問いかけます。広島でのオールロケーション撮影により、地域の温かみやリアリティが映し出され、観る者の心に深く響くヒューマンドラマとなっています。