日向子は4歳から三味線や日舞などの稽古をしていたが、何事も三日坊主で中途半端。最近は穴子取り名人と言われた祖父(北村)の跡を継ぐと言い出すが、祖父から交換条件を出される。それは、亡き祖母から習い始めて放り出していた三味線で、1曲まともに弾けるようになったらというもの。日向子は早速、かつて祖母と人気を二分した妹芸者で、今は三味線の師匠の菊弥(渡辺)を訪ねるが、断られてしまう。
その直後、菊弥が男性と屋形船から落ちたというニュースが流れた。男性は大阪の宝石鑑定士・吉田克俊(信実)で、泥酔した彼を偶然居合わせた菊弥が介抱していたところ、足を滑らせて二人とも船から落ちたという。運良く菊弥は助けられるが、吉田は溺死体となって発見され……。
その直後、菊弥が男性と屋形船から落ちたというニュースが流れた。男性は大阪の宝石鑑定士・吉田克俊(信実)で、泥酔した彼を偶然居合わせた菊弥が介抱していたところ、足を滑らせて二人とも船から落ちたという。運良く菊弥は助けられるが、吉田は溺死体となって発見され……。
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