最近の小早川はどこか上の空だった。付き合っている理絵(網浜)のことで悩んでいたからだ。理絵の父・健作(穂積)は鰻屋を営んでおり、婿養子になって店を継いでくれないかと誘われていたのだ。刑事に嫁ぐことだけは反対されており、小早川も答えが出せないままでいた。デートの帰り道、小早川は猛スピードを出した四駆の改造車が、オートバイを煽っているところを目撃。巷では暴走族を狙ったオートバイ襲撃事件が立て続けに発生しており、全力で捜査をしていたのだ。小早川は犯人を追跡するものの、激しいカーチェイスになり、車は横転。同乗していた理絵は大怪我を負い、意識不明の重体になってしまう。
キャスト
(C)石原音楽出版社
エピソード