岩木藩士多田兵助(林ゆたか)は、藩の江戸屋老榊原主膳(渥美国泰)の娘冴(高樹容子)を路上に待伏せてかどわかし、油問屋に立てこもった。町中を大騒ぎにして藩にのり出させ、藩の悪政ぶりを明るみに出させようと考えたのである。
しかし切れ者と噂の高い主膳は、奉行所に、藩名を出さずに冴を救出してほしいと依頼した。依頼された与力は、不首尾の際の詰め腹を切らせるに適当な男ということで、主水にその仕事を命じる。
与力の鼻をあかしてやると、油問屋にしのび込んだ鉄らは、実は兵助の行動は、飢饉と重い年貢のため直訴しようとすれば斬られる百姓の苦しみを救うためだったと知る。
仕置きのホコ先は兵助から主膳に変わった。
しかし切れ者と噂の高い主膳は、奉行所に、藩名を出さずに冴を救出してほしいと依頼した。依頼された与力は、不首尾の際の詰め腹を切らせるに適当な男ということで、主水にその仕事を命じる。
与力の鼻をあかしてやると、油問屋にしのび込んだ鉄らは、実は兵助の行動は、飢饉と重い年貢のため直訴しようとすれば斬られる百姓の苦しみを救うためだったと知る。
仕置きのホコ先は兵助から主膳に変わった。
スタッフ
監督:
貞永方久 ほか
脚本:
野上龍雄 ほか
(C)松竹・朝日放送
エピソード