第15回 夜がキバむく一つ宿

第15回 夜がキバむく一つ宿

1973年 日本 47分
300ポイント
この作品はご利用のブラウザでは再生できません。
詳細はこちらをご確認ください。
 一仕事を終えた鉄と錠が、江戸への帰路、雨のために道をふさがれ、とある廃屋に雨宿りした。
 そこには、同じように足止めされた飛脚(常吉=島米八)、百姓(多吉=牧冬吉)、老職人(茂七=大森義夫)、雲水(大垣=殿山泰司)、それに商人風の男(六兵衛=塩津栄)、病気の武士(高木=青山良彦)とその妹(志乃=左時枝)、薬売りの男(弥助=堺左千夫)らがいた。
 この雲水、実は藩の刺客で、鳥追い姿の女忍者(お銀=伊佐山ひろ子)を使って、藩の秘密を握った幕府隠密をこの家に追い込んだのである。が、どの男が隠密かはわからない。とすれば、全員を斬るのが一番確かだと、スキを見せた者から殺せと、ひそかにお銀に命じる。
 はじめに百姓、ついで飛脚が殺され、四人目の老職人茂七が息を引き取るときに立会った鉄は、茂七が渡す金を仕置料に、残った者の中にひそむ犯人に挑戦する。
スタッフ
監督: 貞永方久 ほか
脚本: 野上龍雄 ほか
再生対応デバイス:
スマートフォン・タブレット・PC
サービス提供:
株式会社ビデオマーケット
(C)松竹・朝日放送