踊りの師匠のおせい(草笛光子)と、芸者置屋の髪結い兼箱屋の新次(梅宮辰夫)はもと夫婦の仕置人。偶然にそのふたりの正体を知った足力屋の正八(火野正平)は主水(藤田まこと)にそれを知らせる。一方主水は、姑のせん(菅井きん)や嫁のりつ(白木万理)に“種なし南瓜”とイビラれつづけてきたが、奮斗の甲斐あって、みごとりつを懐妊させ、こんどは「生まれてくる子のためにもっと働け」と尻を叩かれる破目になる。そんな主水やおせいらの前に、角兵衛獅子のお美代(斎藤こず恵)が現われたことから、主水、おせい、新次、正八らが手を組んで、新しい仕置人グループとして仕事を始めることになった――。
スタッフ
監督:
工藤栄一 ほか
脚本:
野上龍雄 ほか
(C)松竹・朝日放送
エピソード