頼母子講の親をしていた乾物屋・美濃屋(草薙幸二郎)は倒産寸前となる。美濃屋は預っていた講の金を江戸一の廻船問屋・天満屋(堺左千夫)の新造船に出資していたが、その天満屋も金づまりで主人が行方不明という。その矢先、美濃屋に見知らぬ男が飛びこんで来て「寺の木の下の千両を頼む」といい置いて死んだ。美濃屋は女房(磯村みどり)にすすめられてその金に手をつけるが――。
スタッフ
監督:
工藤栄一 ほか
脚本:
野上龍雄 ほか
(C)松竹・朝日放送
エピソード