北斎(小沢栄太郎)の絵に隠されたからくりを手がかりに、富嶽百景殺し旅を続けていたお艶(山田五十鈴)のもとに、北斎の娘・おえい(吉田日出子)が「次は父の北斎を殺して欲しい」といってきた。変人の北斎は版元に絵の催促されるのがいやさに、お艶に自分が殺されるという狂言を思いついたのだ。版元の梅屋重兵衛(早川雄二)は、北斎が死んだことになれば絵の値がつり上がると狂言に手を貸すが、やがて生きている北斎が邪魔になった―――。
スタッフ
監督:
黒木和雄 ほか
脚本:
早坂暁 ほか
(C)松竹・朝日放送
エピソード