第19回 罪も憎んで人憎む

第19回 罪も憎んで人憎む

1973年 日本 47分
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 鉄と錠は無宿人狩にあい、佐渡送りされることになる。というのも、老中秋山但馬守(伊丹十三)と金座御用商人後藤庄三郎(加藤武)が、飢饉で世情不安な江戸の秩序を戻すため、また佐渡金山の採掘のために考えた企みに、まきこまれたからである。
 捕えられた無宿人の中に、勘当された後藤の息子精一郎(川口恒)がいた。彼は秋山の政敵星野淡路守の理想に共鳴して父に対立し、人別帳からはずされていたのである。このことを知った主水は、精一郎を使って無宿人釈放をはかろうとするが、庄三郎の態度は冷たかった。
 やがて佐渡へ向う一行を星野一派が襲撃し、精一郎は助けられ、星野らの反撃計画を知らされる。精一郎は星野もまた権力と金を追う亡者だったと知るが、その時秋山らがさしむけた刺客に襲われた。
 傷つきながら精一郎は主水らに助けられ、父の企らみの一切を打ち明け、秋山らを倒してほしいと依頼する。
スタッフ
監督: 貞永方久 ほか
脚本: 野上龍雄 ほか
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