第26回 お江戸華町未練なし

第26回 お江戸華町未練なし

1973年 日本 46分
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 江戸は日照り続きで、各町内の井戸も干上り、水一升が三十文になる始末。これに目をつけた筆頭与力塩見(長谷川弘)は、寺社奉行組頭沢井(西山辰夫)らと組み、疫病発生と称して、水の出る神社や寺の深い井戸の水くみを禁止した。そして配下の寅松(山本麟一)らに、公儀御用水の名をかりて水をくみ出し、造り酒屋、料理屋、旅籠らに売って私腹をこやしていた。その尻馬にのって寅松の乾分辰三(山本一郎)は、病いの父のために水をくみに来た娘み乃(原田あけみ)に、手桶一杯の水の代償に手ごめにするという悪どさ。このことが原因でみ乃の父は死に、み乃も再度訪れた辰三を刺して牢に入れられる。
 仕置人らは、真相を探るかたわらみ乃の脱獄を助けるが、このためについに塩見は仕置人の存在を探知してしまう。塩見は鉄らの行動を尾行させ、鉄、錠、半次、おきんと四人の人相書を作り上げ、腕の立つ鉄と錠だけを指名手配する。ワナと知りながらふと油断した半次は、捕えられて拷問にあい、処刑場にひき出される。
スタッフ
監督: 貞永方久 ほか
脚本: 野上龍雄 ほか
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サービス提供:
株式会社ビデオマーケット
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