マーティン・ボームは同時多発テロで妻を失った後、11歳の息子ジェイクとNYで暮らしている。息子のためにマーティンは新聞記者を辞め、現在は空港の荷物係として働いている。ジェイクは生まれつきの無言症で一言も言葉を発したことがないが、数字が大好きな少年だ。ジェイクが携帯基地局の電波塔に昇る騒動を起こしたことから、児童保護局が調査を始めるが、保護局の調査員クレアはマーティンにジェイクを施設に預けるよう勧める。一方マーティンは、ジェイクが毎回3時18分に電波塔に昇ることに気づく。この数字が気になったマーティンは、無言症の研究者アーサー・テラーに相談する。そこでジェイクの特別な能力と自分の運命についての話を聞かされ、ジェイクのメモから3月18日3時18分に何かが起きると推測し、グランド・セントラル駅に向かう。そこでランディという男と小競り合いになるが、その彼が実は9.11事件の際マーティンの妻を救助しようとした消防士で、さらにランディが列車に乗り遅れたことがきっかけで、事故を起こしたスクールバスから児童を救出したことが分かる。ジェイクの示す数字が意味を持ち、それを伝えるのが自分の役割であるとマーティンは気づくのだった。
キャスト
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エピソード