第9話 天球の音楽 Music of the Spheres

マーティンたちはアーサーの死の真相を調べるために研究室を訪ねる途中、エリオットという13歳の少年と出会う。母を亡くし父は蒸発、1年前に銃で撃たれて半身不随になった兄アンドレの面倒を1人で見ているエリオットは、保護観察官テニーに犯罪を強要されていた。マーティンはテニーの不正行為を暴くと同時に、エリオットの叔母を探し出す。
ブラジルではカフェの女主人ヤラが経営不振から店を手放さざるを得なくなっていた。ヤラに恋心を抱くフェリペはギターを売って金を作りヤラを救おうとする。フェリペの熱意をヤラが受け入れた時、死んだ姉の息子たちが自分を必要としているという知らせが入る。ヤラはエリオットとアンドレの叔母だったのだ。フェリペと共にヤラはNYへ飛ぶ。
クレアは、アーサーの研究室でアヴラムと知り合い、施設の6号室にいた少女がアメリアで、アーサーの被験者だったことを知る。遅れてきたマーティンは、アヴラムからユダヤ教の言い伝え「36人の正しき者」の話を聞き、ジェイクがその一人かもしれないと思う。 タブレットPCを使ってエリオットと意思疎通ができるようになったアンドレに、マーティンとジェイクはタブレットPCをプレゼントする。