第2話 選ぶ女と選ばれる女

第2話 選ぶ女と選ばれる女

2005年
日本
46分
300ポイント
千春の後輩、修二(金子貴俊)が20代のなつみ(釈由美子)と椿(石川亜沙美)を誘った合コンに30代の千春(稲森いずみ)とえり子(青木さやか)はちゃっかり加えてもらうことになった。相手の男たちのデータチェックに余念のないなつみ、実は合コン初体験の椿、勝負服を買って気合十分のえり子。そして無関心を装いつつも内心うれしくて仕方ない千春。4人それぞれの思惑を秘めて本番の夜を迎えた。
全員が20代と知り、えり子と千春もついつい29歳だとアピール。しかし、見たアニメが違うなど会話がかみ合わない。目をつけていた証券マンの横山はしっかりなつみに奪われた。椿もカップル成立、えり子までもが隣にいた的場の腕を強引につかんで消えていった。千春はといえばバンドマンの男に説教しているうちに気づけば1人きり。
翌日えり子からの報告に千春はびっくり。なんと的場とお泊りしたという。結婚相談所など必要ないと本人はご機嫌。一方千春は勝手に送られてきた結婚相談所の申込書を手にしているところを杏子(川島なお美)に見られてしまい、翌日出社すると千春が結婚を焦っているという噂が広まっていた。千春がムッとしていると副社長の一樹(要潤)から、今夜付き合ってほしいと頼まれた。やはり大切な接待には自分が必要なんだと、千春は少し得意げな気分になった。
ところがその夜、接待先の店について千春はびっくり。不倫相手の堀内(伊原剛志)がオーナーシェフを務める店ではないか。しかも案内された奥のテーブルに待っていたのは、一樹の父親・甲本社長と見知らぬ年頃の美女。そして一樹が千春のことを結婚したい女性だと紹介した。実は気の進まない見合いを潰すために千春を同席させたのだ。怒った千春は必死に謝る一樹の腕を振り切って店を後にした。一方、自信たっぷりのなつみも昨夜、千春と一樹の間で何があったか気になって仕方がない様子。
ある日、なつみから聞き捨てならないことを聞いた。えり子が的場にお金を貢いでいるというのだ。えり子を問いただすと、無職の的場が就職できるよう10万円のスーツを買ってあげたがその後フラれてしまったと言う。怒った千春は的場から10万円を取り返そうと言い張ったが、えり子は余計に惨めだと激しく拒否した。
翌朝、的場がスーツ姿でホテルに現れた。無職なんて真っ赤なウソ。実は一流建設会社の社員で、商談のため一樹に会いに来たのだ。千春は駆け出し的場をひっぱたいた。
その夜、いつものダイニングバーで千春は結婚相談所の申込書を焼き捨てた・・・。
※著作権の都合上、地上波放送とは一部内容が異なる場合があります。あらかじめご了承の上お楽しみ下さい。
(C)関西テレビ/MMJ