第10話 花嫁と千春の決意

第10話 花嫁と千春の決意

2005年
日本
46分
300ポイント
一樹(要潤)から突然プロポーズされて千春(稲森いずみ)は驚いた。一樹は買収の話が決着すれば副社長の座を捨てて、新しい仕事を探すつもりでいた。親にも会ってほしいと言われた千春は、うれしさがこみ上げる。
千春は仕事中も幸せ気分でニヤニヤしていると、えり子(青木さやか)がグランフォートホテルで結婚式をしようと、シマケンこと婚約者の健一(袴田吉彦)を連れて現れた。千春に式を仕切って欲しいと頼むと、千春は二つ返事で引き受けた。もちろん部長の真鍋(佐戸井けん太)を始め、修二(金子貴俊)も椿(石川亜沙美)も大盛り上がり。なつみ(釈由美子)だけはいつものように嫌味を言ったが、千春は幸せオーラいっぱいなのであまり気にしていないらしく、なつみはつまらないと不満げな様子。
えり子も幸せ気分いっぱいと思いきや、谷村(高知東生)の店で憂うつになってきたと千春にこぼした。仲人と結婚費用をめぐって両家の親がモメている。とりわけ気心知れた仲のつもりでいた健一の母親と意見が合わないのが、えり子にはショックだった。千春がえり子を励ましていると、修二が血相を変えて現れた。社長が倒れたのだ。一命は取り留めたが、もう仕事には戻れそうにない。一樹が継がなければグランフォートホテルは買収されてしまう。
本番までわずかなのに、えり子の結婚式の準備は大もめにもめていた。出席者の人数から引き出物に至るまで、ことごとく両家の意見はまとまらない。
一方、なつみを怒らせてしまった修二は、仲直りしたくて千春に泣きついた。なつみの性格を知り抜いている千春は、好きな気持ちを伝えるようにと修二を励ました。
なつみには、一樹からプロポーズされたことを見抜かれていた。えり子のドレス選びをしながら、自分はこれがいいなどと思っているのではないかと指摘され、皮肉られた。
いよいよえり子の結婚式当日。千春が企画営業部の面々を前にして挨拶していると、椿が血相を変えてやって来た。えり子が結婚をやめたいと言い出したのだ・・・。
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