第2話 恋バトル3万男VS社長

第2話 恋バトル3万男VS社長

2007年
日本
46分
300ポイント
大輔(上川隆也)がはずみで川瀬(成宮寛貴)を殴り、絢菜(芦名星)を抱きとめてしまった翌日、大輔は加茂(劇団ひとり)と時田(梶原善)から、「川瀬は金も権力もあるやり手の社長だから、大輔をへし折るくらい簡単なことだ」と脅され青くなる。
その後、高宮課長(矢島健一)と大輔と波戸(林洋平)は絢菜の勤め先であるヒル・マイナ・インベストメントに呼び出される。先方の服部常務(上杉祥三)は、新オフィス用の事務機器をパロット文具に発注したいので明後日の午前10時までに見積もりを出してほしいと無理なことを言うが、調子のいい高宮課長は即答で引き受けてしまう。その帰り際になんと川瀬がヒル・マイナ・インベストメントに現れる。覚悟を決めて殴ったお詫びをしようとする大輔だが、川瀬は何事も無かったように「初めまして」と挨拶してきた。
同じ頃、加茂のカフェには、制服姿の女子高生・比奈子(前田敦子)が現れていた。比奈子はプリクラ帳から加茂の名刺を取り出して値踏みをした後、大輔と時田の名刺も取り出して、2人の居場所を知ろうとする。
その夜、家に帰った大輔は、大学時代に水球で得点王を取った記念のトロフィーが折れているのを発見。気色ばむ大輔だが、真澄(田中美佐子)には「私と出会う前の思い出なんか飾らない方がいい」といなされてしまう。
翌日、絢菜が新オフィスの資料を持参し、大輔たちは見積もりに取りかかる。ところが「徹夜で取り組め」と言った高宮課長は部長と飲みに行き、女子や若手の部下たちも途中で帰ってしまい、最後に残ったのは大輔と波戸の2人だけ。波戸は広さが違う2枚の図面を見つけるが、資料に書かれた「98平米」という数字を信じ、狭い方が新オフィスだと判断。徹夜でようやく見積書を完成させ、絢菜からも「常務が見積額に満足していた」と正式な発注の返事が来る。
その夜、大輔が一夜ぶりに帰宅すると、トロフィーを壊したのは理英(美山加恋)だと判明した。頭ごなしに叱る大輔に、理英は「パパなんか大嫌い」と言い捨て、自分の部屋に閉じこもってしまう。機嫌を損ねる大輔に真澄は、人を叱ることに比べれば、謝ることのほうが難しいと話す。
そしてヒル・マイナ・インベストメントに納品の日、絢菜から慌てた様子の電話がかかってきて、現場に駆けつけた大輔は唖然とする。オフィスは広々として、大輔たちが納品した備品を置いてもガラガラの状態だった…。
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