第10話 恋の大どんでん!?

第10話 恋の大どんでん!?

2007年
日本
46分
300ポイント
絢菜(芦名星)から大輔(上川隆也)の携帯にかかってきた電話に出てしまった真澄(田中美佐子)は、大輔が浮気しているとの疑いを深める。一方、慌てて電話を切った絢菜が呆然と道を歩いていると、走ってきたバイクとぶつかりそうになり、転倒して入院してしまう。翌朝、大輔が病院に駆けつけると、幸い絢菜は軽症だったが、川瀬(成宮寛貴)が姿を消し、連絡が取れなくなったことを心配していた。
そんな時、服部(上杉祥三)が違法な企業買収で逮捕されたというテレビのニュースで、絢菜の父親の会社を買収したのは川瀬ではなく、実は服部だったことが発覚。入院中の絢菜に代わり大輔が川瀬を探し出してその事実を伝えると、川瀬は買収資金を出しただけで、絢菜の父の会社とは知らなかったと告白する。「会社を立ち上げた時は世の中の役に立つ喜びがあったが、いつの間にか金と権力で大切な人を幸せにできると思うようになっていた」と話す川瀬に、「金や権力がなくても大切な人を幸せにできるんじゃないでしょうか」と大輔。一方、父の死の真相を知った絢菜は、自分の方が川瀬を苦しめていたのだと気づく。互いに自分を責めてしまう川瀬と絢菜を見て、大輔は「お互いを大切に思っていること、それが大事なことではないのか」と諭すが…。
3万円男の会では、加茂(劇団ひとり)が『アフロディーテ流星群を見に行こう計画』を進めており、手作りのインビテーションカードを用意していた。時田(梶原善)は志摩子(森口瑤子)にカフェに誘われたのを機に、カードを渡そうと勇んで出かけるが、志摩子の目的は大輔と絢菜の本当の関係を聞き出すことだった。志摩子に問い詰められた時田は、つい大輔が絢菜と2人で酒を飲みに行ったことや福島へ行こうとしたことをしゃべってしまう。
その晩、大輔が帰ると家の電気が消えていた。なんと真澄が置手紙を残して、理英(美山加恋)を連れて家出してしまったのだ!
2人は志摩子の親戚の家に身を寄せており、大輔が迎えに行っても真澄にすげなく追い返されてしまう。
いつものフードコートで3万円男たちが飲んでいると、突然川瀬が差し入れを持って現れた。「今まで失礼なことばかり言ってすみません」と頭を下げる川瀬。大輔たち3人は、川瀬にインビテーションカードを渡し絢菜を誘うよう勧めるが、「今の僕には、彼女を幸せにする力はありません」と悩んでいる様子の川瀬。
翌日、大輔が意を決して真澄の滞在先を訪ねると、そこに時田と加茂もやって来て加勢する。3人は必死に頭を下げるが、真澄は「男が土下座するなんて最低!」とはねつけ、インビテーションカードさえ受け取ってもらえなかった。
そして「3万円男の会、星降る夜をプレゼント」の当日がやってきた。大輔と真澄の仲は修復できるのか? そして互いを諦めようとしている川瀬と絢菜の関係はどうなるのか?
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